こんにちは~ Moeです❤
カナダ永住権を申請してから2カ月ほど経ち、正直そろそろポータルのチェックにも疲れてきました😓
そもそも予想されている処理期間は5カ月なので、今すぐ結果が出なくても当然なんですが、SNSを見ていると「良い進捗があった!」という報告がたくさん流れてきて、つい「次は私も!?」とチェックしちゃうんですよね…笑
それはさておき、今のカナダは“永住権氷河期”と言われるほど、取得がどんどん厳しくなっているのが現実です。
カナダの永住権(特に経済移民)は、学歴・年齢・職歴・語学力などのポイント制で評価されるのですが、その足切りラインがとにかく高い!
今回私がITA(招待)をもらえたのも、正直、奇跡に近いと思っています✨(スコアや申請の詳細については、永住権が下りたらまたまとめて書く予定です📝)
簡単に言えば、1年間の「フランス語の勉強」が大きな助けになったんですが、それと同時に、よくこんなふうに聞かれていました👇

なんでそこまでして、カナダの永住権が欲しいの?
たしかに、ふつうに考えたら「カナダにそこまでして残る必要ある?」って思われても不思議じゃないですよね。
ということで今回は、25歳・カナダ生活3年目の私が、なぜカナダの永住権を目指しているのかについて、正直に書いていきたいと思います📝
私がカナダ永住権を目指す本当の理由


求めるキャリアのため
正直、日本でやりたい仕事がなかったというのが、私の中では大きな理由のひとつです📝
私は大学で心理学を専攻し、特に「子どもと関わる仕事がしたい」という思いがずっとありました。
でも、日本で心理系の専門職に就くには大学院を出て資格を取って、年収はかなり低め…という現実があります😓
しかも、新卒で正社員の経験がないと不利だったり、保守的な雇用文化も正直しんどいなと感じていました。
一方、カナダでは「経験ベース」で評価される場面が多く、年齢や肩書きよりも「何ができるか」が重視される傾向があります📝
特に子どもに関わる分野(保育・ABA・教育アシスタントなど)は、現場経験さえ積めばチャンスが広がる仕組み。
さらに、永住権を取ることで
- 大学院等の学費が留学生の半額以下になる
- 州の奨学金や補助制度も使える
- 就労制限がなくなるため、現場と学業の両立も可能になる
つまり、「将来やりたいキャリアのために、今永住権を取ることは超重要な土台」なんです✨
私にとってカナダで働くというのは、「海外に残ること」ではなくて、「やりたい仕事をするために必要な環境を手に入れること」なんですよね。



強調しておきたいのが「日本の雇用文化=ダメ」と言っているわけではなく、私はカナダの環境の方が向いていると感じただけです!!
ちなみに永住権が取れたら、カレッジでECEの上位資格(IT/SNE)を取得して、大学院にも数年後進学したいです💖
「親との距離」も、自分で選べるようになったから
ちょっとセンシティブな話かもしれませんが、私にとってカナダに来てよかったと思う理由のひとつが、「親との距離感を自分で選べるようになったこと」です📝
日本にいたときは、進路や生き方について親から何かと口を出されることが多くて、
「なんでこんなに気を使わないといけないんだろう」
「私の人生なのに、なんで自由に選べないんだろう」
と感じることがよくありました😓
仲が悪いわけじゃない。むしろ心配してくれているのもわかってる。
でも、距離が近すぎると心が疲れてしまうタイプの私にとって、日本での生活は常に“誰かの期待”を背負っているような息苦しさがあったんです。
それが、カナダに来たことで自然と解放されました!
物理的に距離があるからこそ、精神的にも自由になれる。
「話したいときに話す」「会いたいときに会う」そんな関係がちょうどいいと気づけたのも、海外に出たからこそです📝
私は「親と縁を切りたい」わけではなくて、健康な距離を保ちたい。
そして、誰かの価値観ではなく自分の感覚で人間関係を選べる人間でいたい。
だからこそ、永住権を取ることで「日本に戻るか、残るか」「親の近くに住むか、遠くに住むか」そういう選択肢を“自分で持ち続けたい”と思っています💓
この暮らしを、これからも続けていきたいから
カナダでの生活は、最初から順風満帆だったわけではありません😓
言葉の壁、仕事のプレッシャー、ビザの不安定さ、人間関係……たくさんの壁にぶつかってきました。
でもそれでも、「私はこの暮らしが好きだな」と何度も思う瞬間がありました。
バンクーバーは自然が身近にあって、季節の移ろいを感じながら過ごせる。
多様なバックグラウンドを持つ人たちが共存していて、「どこ出身?」と聞かれることが当たり前な環境。
私は、この暮らしをもっと安定させたい。
「ビザの期限があるから」と焦って進路を選ぶのではなく、「ここに根を張っていいんだ」と思える日常を手に入れたい。
だからこそ、期限や職種を気にせずに暮らせる永住権が欲しいです✨
永住権を取ったら、急かされることなく、この暮らしを丁寧に続けていける。
今の仕事をじっくり続けるのも、進学するのも、転職するのも、全部「選べる」!
それって、私にとっては安心と自由を両方手に入れることだと思っています💖
【補足】カナダでの暮らしは甘くない
ここまで「私がカナダで永住権を目指す理由」を淡々と書いてきましたが、「永住権さえ取れれば、夢のカナダ生活が待っている!」なんて、そんな風に思っているわけではありません。
実際、特に私が住むバンクーバーは住宅問題が深刻で、ワンルームでも月24万円することも珍しくありません😓
これは私のようなECE(保育士)の給料では到底払えず、シェア生活が当たり前になっています。家を買うなんて…それはもう完全に別世界の話です。
さらに、移民であることや、日本の便利さを手放すことの大変さも日々感じています。
交通機関の不便さ、医療のアクセス、書類手続きの煩雑さ。
一時帰国するたびに「やっぱり日本ってすごいな」と思いますし、カナダに来た日本人の多くが数年で帰国するのも納得です。
正直、「それでもここにいたいと思う自分って、ちょっとMなんじゃないか…?」と思うこともあります(笑)
でも、このサバイバル感が私にとっては刺激でもあり、トラブルも多いけれど、それをひとつずつ乗り越えていく感じが、ある意味で「生きてる実感」にもなっています。
もちろん、いつかは日本に帰る時が来るかもしれません!でもまだカナダでやりたいことがたくさんあります💖
だからこそのファーストステップとして、永住権が欲しいです✨
【まとめ】カナダ永住権を目指して
私がカナダの永住権を目指す理由は、
✔ 自分のキャリアを自分で切り開いていくため
✔ 親とのちょうどいい距離を保ち、自分らしく生きるため
✔ 今のこの暮らしを、これからも続けていきたいと思ったから
そして根底にあるのは、「どこに住むか」ではなく、「どう生きたいか」を自分で選べるようになりたいという思いです✨
永住権はあくまで“ゴール”ではなく、“スタート地点”。
ビザの心配をせず、自分の意志で道を選べる状態になりたい。
そのための一歩として、私は今ここにいます。
これを読んでくれた誰かにとっても、「自分らしく生きたい」と思う気持ちを、少しでも肯定できるきっかけになりますように💓



