
フランス語と韓国語、どっちが難しいんだろう?
そんなふうに迷っている方も多いのではないでしょうか!
私はこれまで、フランス語と韓国語の両方を独学で続けてきました📝
両国ともに留学経験はないけれど、どちらの言語にも思い入れがあって、実際に学んでみて「それぞれの違い」や「向いているタイプ」が見えてきた気がします。
今回は、そんな私の体験をもとに、フランス語と韓国語の“リアルな違い”をいろいろな角度から比べてみました✍️
「難しさ」「発音」「文法」「学習しやすさ」など、これから学ぶ人が気になるポイントを、できるだけやさしくまとめてみたので、ぜひ第二外国語選びの参考にしてみてください🌿
- カナダ・バンクーバー在住の保育士
- フランス語・韓国語・中国語・英語を学ぶ多言語学習者
- 日本生まれ日本育ちの純ジャパ
- 海外文化・語学学習に関するブログを4年以上運営中
Moeです♡


私が韓国語・フランス語を学んだきっかけ
韓国語


勉強開始時期:2020年2月頃
取得した資格:TOPIK5級(2021年秋頃)
韓国語を勉強し始めたきっかけは、「コロナ禍に時間が空いてKpop好きが高じたこと!」
Kpopや韓国ドラマなど韓国エンタメに触れながら独学ベースで勉強を続けました📝
最初はハングルが読める程度だったものの1年半後には韓国語上級レベルに達して、今でも日常会話で使っています。



今でもハロートークなどを通して韓国語を使う機会を確保してます!
フランス語


勉強開始時期:2024年3月頃(+大学時代2年間第二外国語)
取得した資格:TCF CANADA B2
フランス語は大学時代の第2外国語として選択していました📝
フランス語を選んだ理由は「自分で1から勉強するのは難しそう」と思ったからです。
韓国語・中国語などの選択肢もありましたが、独学でしている人も多い言語なので、日本語から離れているフランス語を選択!
その後に韓国語を勉強したので一度はフランス語はほとんど忘れてしまいましたが、約1年前からカナダ永住権目的で学習を再開しました💓


フランス語と韓国語の違い【5つのポイントで比較】
文法のやさしさ・とっつきやすさ
韓国語:日本語と語彙・文法が似ていて学びやすい
フランス語:冠詞・動詞の活用など覚えることがとにかく多い
文法に関しては、日本語と似ている部分が多い韓国語の方が圧倒的に簡単です📝
「私はりんごを食べます」→「저는 사과를 먹어요」のように、文の構造がほぼ同じ。
助詞の使い方も似ていて、感覚的に理解しやすいのが魅力です✨
一方、フランス語は覚えるルールが多め。動詞の活用は主語によって変化し、名詞には性別があり、冠詞や形容詞も性・数に応じて変わります。
とにかく「文法がシンプルな方がいい!」という人には、韓国語の方がスタートしやすいと感じました◎



「日本語話者にとって韓国語は一番簡単な外国語」と言われるぐらい!
発音の難しさ
韓国語:ハングルのパッチムと連音(慣れればなんとかなる)
フランス語:リエゾンと鼻母音(美しいけどむずかしい!)
発音に関しても、フランス語の方が難しく感じました🌀
韓国語はハングルを覚えてしまえば、基本的に表記どおりに読めるのが安心ポイント。
ただ、パッチム(子音の終わり)や連音など、日本語にはない音のつながりに最初は少し戸惑うかもしれません!
フランス語はリエゾン(音のつながり)や鼻母音など、日本語にない音がたくさんあって、「見た目と音が一致しない…!」と感じることが多かったです😅
最初はスペルと発音をセットで覚えるのが大変でした!



ハングルの発音はコツさえつかんだら数時間でマスターだけど、フランス語は1カ月はかかりそう😅
単語の覚えやすさ
韓国語:日本語と似ている単語が多い、漢字語が覚えるの楽
フランス語:英語と似ている単語が多い
韓国語は日本語と似ている単語(漢字語)が多くて覚えやすいです✨
「勉強(공부:こんぶ)」「運動(운동:うんどん)」「問題(문제:むんじぇ)」など、読み・発音に規則性があるので、意味の予想がしやすく最初の語彙習得がスムーズでした。
フランス語は英語に近い単語が多いのが特徴✨
たとえば「information(情報)」「restaurant(レストラン)」など、英語をかじったことがある人には、なじみのある単語が多く感じると思います。
どちらも“似ている言語”がある分、うまく活用すれば覚えやすくなる印象でした◎



英語が得意な人ほどフランス語も学びやすいと思う!
学習アプリ・教材の充実度
韓国語:初心者教材がとにかく豊富・エンタメも活用しやすい
フランス語:文法系YouTubeやラジオ学習も◎
韓国語は初心者向けの教材やアプリがとにかく豊富です📱
DuolingoやTOPIK対策アプリ、文法書も多く、K-POPやドラマなどエンタメを使って楽しく学べるのも大きな魅力です❤
フランス語はYouTubeやラジオなどの“聞く教材”が充実しています📻
文法をじっくり解説してくれるチャンネルも多く、しっかり文法を学びたい人にはぴったりな環境だと感じました。
自分の好みや学習スタイルに合ったコンテンツを選べば、どちらも続けやすいと思います◎
私が実際に使ってよかったアプリ&教材はこちら
【韓国語】韓国語の入門‐中級文法はこれで完成する参考書 → 「できる韓国語」シリーズ
【フランス語】発音も文法もバランスよく学べる参考書 → これからはじめる フランス語入門


学習モチベの保ちやすさ
韓国語:推し活がある人は韓国語が圧倒的に楽しいかも
フランス語:美しさ・響き、フランス語話者の多さ
韓国語は、なんといっても推し活との相性が最強です💜
K-POPや韓国ドラマ、バラエティ番組など、好きなコンテンツがそのまま勉強になるので、自然とモチベが続きやすいと感じました。
フランス語は、響きの美しさや話者の多さがモチベーションにつながります✨
フランスだけでなくカナダ、アフリカ、スイスなどでも使われていて、「世界が広がる感覚」があって、それが学び続ける原動力になりました!
「どんな目的で学ぶか」によって、モチベの湧き方も変わってくるなと実感しています❤



「フランス語勉強してる私かっこよくない✨」とか思ったり(笑)
どっちが自分に合ってる?タイプ別おすすめ


韓国語が合いそうな人
- 日本語に近い文法で、とにかく始めやすい言語がいい人
- ハングルにちょっとでも「かわいい」とときめいた人
- K-POPや韓国ドラマ、俳優さんなど、推し活が学習モチベになる人
- 学習アプリや参考書を使って、楽しくコツコツ進めたい人
- 話す相手(交換アプリやSNS)を見つけてアウトプットしたい人
話しやすい言語・韓国やアジアが好きな人は、韓国語がオススメです❤
もちろんKpopなど韓国の推し活にも大活躍で、日本人韓国語学習者コミュニティも広いのでつながりやすい✨
フランス語が向いている人
- 響きやリズムの美しさに惹かれるタイプの人
- 語学を通じて世界を広げたい・海外移住や旅行にも興味がある人
- 英語がある程度わかっていて、単語の共通点を活かしたい人
- 動詞活用や文法ルールを、パズルのようにじっくり学ぶのが好きな人
- カナダ・フランス・アフリカなど多様な地域とつながりたい人
フランス語は勉強に時間がかかるものの、世界中で3億人以上に話されている言語です📝
国際機関で働きたい、海外旅行好きな人はフランス語がピッタリ!
【まとめ】どちらの言語も“自分らしく続けられる”のがいちばん
フランス語と韓国語、比べてみると「難しさ」の方向性は全然ちがうけれど、どちらにもそれぞれの魅力と楽しさがあります🌸
どっちが正解というよりも、自分がワクワクできる方法で、続けられることがいちばんの近道。
気になる言語があれば、まずは少し触れてみるだけでもOK!2つ同時に始めてみるのもOK!
アプリで遊んでみたり、好きな音楽を聞いてみたり。学び方に“正解”はないので、自分のペースで、好きな言語をゆっくり育てていきましょう🌿

