
カナダで働く保育士のリアルな声が聞きたい!
こんにちは~ Moeです💖
最近、保育士(ECE)の友達と話していると、どうしても「現実的な話」が多く出てきます!
カナダで働く日本人保育士の多くは、ビザや永住権、労働環境など、いろいろな悩みを抱えています。
でも、その内容のほとんどは エージェントは教えてくれません 😓(ビジネスなので仕方ない部分もありますが…)
そこで今回は、カナダ3年目の保育士(ECE)として、私が考えるカナダ保育士のリアル ― 「エージェントは教えてくれないカナダ保育士の課題・現状」 をシェアします📝
カナダ保育士のリアル「エージェントは教えてくれない現状」【永住権・ビザ】


永住権の幅が狭まっている
2022年ごろ、私がカナダに来た当時は、「保育士=永住権に近い職種」というイメージが広く広がっていました📝
実際、BCPNP(ブリティッシュコロンビア州ノミネーションプログラム)の最低スコアは今よりもずっと低く、日本で保育士経験が2年以上+英語は日常会話程度でも、ワーホリで数ヶ月現地のデイケアで働くだけでPR(永住権)申請が可能という状況だったんです。



実際「カナダ保育士 永住権」と検索すると、未だに「カナダ保育士は永住権は有利!」などの記事が出てきます!
もちろん、サポートしてくれる雇用主(ジョブオファー)を見つける努力は必要ですが、当時はそれでも「チャンスが多い職種」とされていました。
その影響で、当時はたくさんの日本人保育士さんが免許を切り替えてカナダに渡航したり、私のようにゼロから現地のカレッジに通ってECE資格を取得する人が、アジアを中心に急増しました。
今でもバンクーバーのECE系カレッジは留学生で溢れていますが……



正直「いま(永住権を目指して)保育士を目指すのはハードルが高い」と感じています😢
理由は、保育士の需要が減ったのではなく、2024年以降のカナダ全体の移民政策が急激に引き締められたから。
- 短期滞在ビザや就労ビザの審査が厳格化
- ワーホリ後の就労ビザ取得も難化
- 特にバンクーバーではLMIA就労ビザ(最も一般的な就労ビザ)取得がかなり厳しい
日本から免許を切り替える、あるいは私立カレッジに通う場合、以前は ワーキングホリデー ➤ LMIA就労ビザ がもっともポピュラーなルートでした📝
しかし現在は、失業率6%以上の都市ではLMIA就労ビザの取得がかなり難化 しています!!
特にECE(保育士)の給料水準では、雇用主がLMIAを通すのは難しいのが現実です😢
ワーホリが使える30歳(ROなら35歳以下)以下であれば、まだ1~2年の猶予はあります。ただし、特に35歳以上で個人渡航を考えている方は、都市選びやルート設計を含めて事前調査が必須 だと思います✨
永住権を取った後の離職率の高さ
日本から免許を書き換えるにしても、カナダのカレッジで1〜2年かけて資格を取得するにしても、永住権までの道のりはコストも時間もかかり、正直かなり消耗します😢
さらにここ1〜2年で制度が難化し、以前よりもずっとハードルが高くなっています!
それなのに、せっかく頑張って永住権を取っても、その後ECEを辞めてしまう人が少なくない のが現状です。
(逆に言えば、永住権取得のためにECEを「手段」として利用している人もいる、ということです。)
日本でも「資格は持っているけど働いていない待機保育士」が問題になりますが、カナダでも似たような現象が起きています📝
資格を取って永住権を得たあとに、別の学校に通って違う資格を取り、まったく医療系など別の分野に転職していく人も珍しくありません😢(永住権取ったらカナダ人と同じ値段で学校に通える)
では、なぜ離職率が高いのでしょうか?
キャリアの先が見えにくい:ECE資格のままでは昇給やキャリアアップの道が限られており、「長期的にこのままでいいのか」と感じやすいです。結果的に、PRを取ったら別の資格や職種に進む人が多いのです。
給料が低い:政府の補助金(WE)で一時的に時給は上がっても、ベースの給料は他の専門職に比べて低いまま。生活コストの高いバンクーバーやトロントでは特に厳しいです。
体力的にきつい:乳幼児を相手にするECEは、想像以上に体力勝負。長く続けるうちに体を壊してしまう人も少なくありません。
永住権を取った後は「ECEとして働き続けないといけない」等のルールもないので、そもそも永住権を取れた後を目的にECEになる人もいます。



私も永住権取れてもしばらくは続けるつもりだけど、5年後もECEとしてフルタイムは想像できないかも😓


WE(Wage Enhancement)の不安定さ
日本ではあまり馴染みのない制度ですが、カナダでは各州で保育士に対して 州政府から給料補助(Wage Enhancement / WE) が出ていることが多いです📝
例えば、私が住む BC州では現在、時給あたり6ドルがECEに支給 されています!(本当にありがたい💓)
そのため「カナダの保育士の給料は悪くない」と感じる人もいるかもしれません。
しかし実際には、この補助金によって“見かけ上”の給与が上がっているだけで、ベース給与そのものは変わっていません。
現場でよく聞かれる声は…
- 「補助金がいつまで続くのか分からない」
- 「もし補助金が廃止されたら、一気に時給が下がってしまう」
つまり、根本的な待遇改善にはつながっていないのが現状です😢
私がカレッジに通っていた 2023年当時、WEは4ドル でした。
その頃の求人広告では「ECE 18〜20ドル(+WE)」が多かったのですが、現在WEが6ドルになっても、求人の基本が18-20ドル程度のものも多く見受けられます。
ちなみに、18ドルというのはBC州の 最低賃金(現在17.85ドル)とほぼ変わらない水準 です😢
WEはいつ終わるか不透明な制度なので、もし廃止されれば ECEの大量離職につながる可能性 も十分に考えられます。
このことは、前に書いた「永住権を取ったらECEを辞めてしまう人が多い」現状とも無関係ではありません。
【朗報】良い変化もあります!!


カナダで保育士として働くのは、永住権や給与、キャリア面で課題があるのも事実です。
特にここ1〜2年で制度や採用の流れが大きく変わり、昔の情報だけでは通用しない状況になっています。
ここまでちょっと現実的な話をしてきましたが、もちろん ポジティブな変化 もあります💡
私がカナダに来た頃と比べても、ここ1〜2年で新しいチャンスが出てきています。
- エクスプレスエントリーに「教育カテゴリー」が新設され、ECEも対象に含まれるようになったこと
- ワーホリ(日本人)が2年目まで使えるようになったことで、経験を積む時間に余裕ができたこと
エクスプレスエントリーはPNPとは異なりますが、永住権取得への王道ルート!!
カットオフ(スコア制)は高いけれど、ECEも対象教育カテゴリーの新設で、他の職種よりは未だに優遇されています📝


【まとめ】カナダ保育士まだまだやれる!頑張ろう!!
カナダで保育士(ECE)として働くのはやりがいもあり、子どもたちから学べることもたくさんあります📝
ただしワーホリ後も「働き続ける」となると、ハードルが高くなり続けています!
- 永住権取得のハードルが高くなったこと
- 永住権を取った後の離職率の高さ
- WE(Wage Enhancement)という不安定な補助金制度に頼っていること
こうした「現実的な悩み」も無視できません😢
特にここ1〜2年で制度や採用の流れががらっと変わり、昔の情報だけでは通用しなくなってきています!
ただ、その一方で エクスプレスエントリーの教育カテゴリー新設 や ワーホリ2年目の解禁 など、ポジティブな変化も出てきています✨
つまり、「厳しい現実がある一方で、新しいチャンスも広がっている」のが今のECEのリアル✨
これからカナダでECEを目指す方は、最新の情報をしっかりキャッチして、自分に合ったルートを戦略的に選ぶこと が大切だと思います。
私自身もまだ模索しながらの毎日ですが、同じ道を目指す皆さんと一緒に前に進んでいけたら嬉しいです🌱

